魔女

きょうは、空気のさわやかな
よい午後でしたね。
レオ（獅子がしらみたいなマスクとの作品）で
オペラシテに立っていたら
前方よりこどもの泣きごえが・・・
ごめんね、恐い目に合わせて。


そういえば以前、
家でややゴシック風なメイクを
あらかたしてから現地へ向かっていた
休日のローカル線車内で
小学生低学年の姉弟たちとママたちの隣に
黒いソフト帽と黒い服を着て
黒いカタマリ（人形と
スピーカーアンプをくくりつけたカート）
とともに立っていた。
その時、満員電車に退屈してきた弟くんが
ひそひそ声で
「○○ちゃんの横に魔女がいるよ！」
といったのだ。
しばらくしらんぷりしていたけど
まだひそひそして
みんなでしのび笑いをしているので
（こんな時、一流の演者なら
どうするかしらん）
と考え、取り敢えず
無視はしないんぢゃないかな
という結論に至り
なるべくほがらかに
「魔女って私のこと？」
と尋ねたら
しばらく固まってから
「・・・ちがいます」
と弟くんがいったのだ。
丁寧語・・・
ママがあわてて弟くんのあたまを
どついてたっけ（自分たちだって笑ってたのにね！）。


ごめんね、魔女失格です。

お写真は、近所の厩舎にいた白馬さんです。
走ったら早いんだろうなあ。