あと１０日で小屋入り

気を引き締めてがんばろう。
あすの晩はバーバラさんに
マイムの稽古をつけていただく予定です。
あのしなやかな肢体を見ていると
「ローマは一日にしてならず」
ということわざが思いうかびます。
きれいだなー、と見とれつつ
ローマにたどりつくのは無理としても
とりあえず神楽坂にはいかないといけない辻姉妹は
最後の悪あがきに余念がないのです・・・

今、スマスマを鑑賞しながら
ミシンを踏んでいます。

それにしてもすごいゲストだなあ。
ジョディフォスターとコールドプレイがでてるよ。
ちょっとした夜ヒットみたいなことに
なっているのですね。

写真はミシンにたたかれる前の布。
まちばりってかわいい。

三角巾のかむり方

こんばんは、
ももえんぬです。

日曜もひどい雨でしたね。
でも稽古帰りには奇跡的にあがり、
帰路に迷い子猫に差し入れのおにぎりを進呈して
別れました。

さて「三角巾」ですが
今回の衣裳で着用します。
よしえんぬが着けると
まるでシンデレラなのですが
ももえんぬが無造作に巻くと
魚河岸のおかみさんか
渡る世間にしか見えない。
格闘すること数十分、
最後にはよしえんぬに装着してもらい
なんとか女子力をとりもどしましたが。
おそるべし、度を超えた無造作。
女優のはしくれとして、気を付けます。

お写真は幸楽かむりの私です。
本番でもしこうなっていたら
迷わず客席から指摘してください。

稽古な日々

おはようございます、
ももえんぬです。

最近の大雷＆大雨は、なんだか病的なほどの強さですね。
孟スピードで煩雑に生きている現代人への
禊ぎのようにも見え
こころして受けとめなくては、などと思ってしまう私。

定まった稽古場をもたず
常に大量のオブジェや荷物をはこびつづける定めの
ツヂバデルコとって
この大雨つづきは正直キツいっす・・・
どなたかリヤカーを
ゆずってはもらえないでしょうか（結構本気、置くとこないけど・・・）。

今日は本物のスピーカーを使っての
テクニカル稽古。
スピーカーは大、中、小、球型がそれぞれ２台の計８台。
よしえんぬがスピーカー大の側面の表記をみて
「へぇ～、大きいスピーカーって、一台３８キロもあるんだ～」
って・・・お願い、あらためて数字で言わないで。

そんなわけで、普段は段ボールで作った稽古用スピーカーで稽古してますが
はじめて本番用の機材を持ち込んで
持ち上げたり転がしたり
ちょっぴり運送屋さんの苦労を味わいました。
でも、重いけどかわいいヤツらです♪

写真は今回使用予定のむぎわら帽子。
舞台監督さんに
「もっとツバ広いほうがいいんじゃない？」
とアドバイスをもらい、
ツバ増幅済の手前と、ツバを侵食された奥の画像です。

稽古な日々

みなさんこんばんは。
ももえんぬです。

このあいだの日曜に初めての通し稽古
および全スタッフ、演者の顔合わせがあり
今週の水曜夜には
みんなでバラしあとの小屋を下見してまいりました。

いまのところ想定の範囲を越えるトラブルはなく、
順調にすすんでおります。

あとは辻姉妹の芝居のツメと
体力温存にかかっており・・・もとい！
気力体力の貯え＆放出を
本番直前まで繰り返し
作品を深め発酵させる作業に入れたらと思います。

みなさん、楽しみに待っていてくださいね！

お写真は案内はがきにも登場、
本編でも大活躍する
球形スピーカーです。

SPEAKER SPEAKS ご予約の皆様へ

メールにてご予約頂きました皆様
お返事遅くなりましたが
ご予約の方、確かに承りました。
その旨ご返信させていただいておりますので
ご確認くださいませ！！

ありがとうございました☆

劇場でお会い出来ることを
楽しみにしております！！！！！

よしえんぬ

よしえんぬです。

みなみなさま、大変ご無沙汰しております。
わたくし、お友達が初の作演主演をする舞台に
客演することになりましたので
こちらでもお知らせさせて頂きますね。

よろしければ遊びにいらしてください。

ご予約の際は、私の名前を仰ってくださいませね♪

ラムネ☆天色堂「屑星」

■2008年7月17日（木）～21日（月）

■中野 劇場ＭＯＭＯ

■作・演出 日沖和嘉子

■出演

黒崎照（青年座）
辻良江（ツヂバデルコ）
手塚けだま
箱木宏美
林竜三
松本たけひろ（ラズカルズ）
　　　★
神之田里香（ラムネ☆天色堂）
日沖和嘉子（ラムネ☆天色堂）

■タイムテーブル

7月
17日（木）19:00
18日（金）19:00
19日（土）14:00 / 19:00
20日（日）14:00 / 19:00
21日（月）14:00

※受付は開演の1時間前・開場は開演の30分前より開始します。

■チケット（日時指定・全席自由）

前売・当日:3200円 / ペアチケット:6000円（ラム☆天扱い前売のみ）

■チケット予約

・ラムネ☆天色堂扱い

　J-Stage Navi TEL:[phone] FAX:[phone]

　ラム☆天メール ラム☆天MAIL

・ローソンチケット 0570-084-003 ［Lコード:35708］ 0570-000-407

・ｅ＋ http://eplus.jp

ミステリア・ブッファ

いわゆる芝居という形態に少し窮屈さを感じているとき、
オブジェクトシアターに出会った。
映画や音楽、
人形アニメーションやミュージックビデオ、
モノクロ写真、
ダンスやサーカスなど
趣味として心の中で一人楽しんできた世界が、
演劇というカタチで舞台の上で跳ねていた。


初めてその存在を知ったのは
チェコのヂバドロドラッグ（ドラゴン劇団）による
「ミステリア・ブッファ」という作品の映像だった。

俳優と等身に近い怪物みたいな肉色のパペットとの
二人芝居で
頭は弱いが健康な肉体を持った男（俳優）と
頭脳明晰だが不具である男（パペット）が共謀し、
明晰な頭脳と素晴らしい肉体を持った一人の人間に化けて
人々の鼻をあかす、というストーリーだった。


争ったり、協力しあったりする二人の人間を
俳優とパペットが演じるのだが、
消えては現れ、現れては消える二つの人格を
全く異質な存在（ヒトとモノ）が
交感し表現する、
その掛け値なしのやりとり、
ファンタジーを排除するかのような
リアルな二人の立ち姿に
私はすっかり参ってしまった。


それは私が観たどんな人形劇、演劇とも違っていた。
こういうものがやってみたい、と心に願って来たものを
いきなり眼の前に見た思いだった。


写真はチェコみやげの人形劇雑誌の表紙。