うせものいづる

きのうはお天気もよく
すごしやすい日でしたね。

井の頭公園から
わざわざいらしていただいた
美しい奥様
寒いなかをありがとうございました。


S井さま、K田さま
いつも励ましてくださって
ありがとうございます。


終演後、浅草橋へ・・・
パントマイミスト橋本フサヨさん出演の
二人芝居「うせものいづる」を
観てまいりました。


有名な芸姑さんだった
いちまる姉さんの住居を改装した
ルーサイトギャラリーという場所で
ラストシーン、雨戸を開け放った物干し台は
目の前が隅田川で屋形船が通り
総武線と高速道路が
そのうえを行き過ぎるという
とんでもないスペクタクルに
思わずなみだが出ちゃいました。


わけもわからずうれし涙が吹き出すのって
はじめてかもしれません。
なんか、演劇の原点が、
人生が祝福されているという実感だけが
そこにはありました。
それは、
ごくごく日常の風景の中にあり
ファンタジーも極端なドラマもないのに
とんでもなく詩的でした。


たぶん、作品が、
いまの自分の気分にずっぱまりだったんだろうと
思われます。
引っ越しの箱詰めをする
中年女性・・・



あ、ひさしぶりに
音響のO林さんにお会いできて
うれしかったな。